ヒゲ脱毛には「医療脱毛」「エステ脱毛」「美容電気脱毛」の3種類があり、それぞれ効果に違いがあります。ヒゲ脱毛の効果を高めるには、どのようなことがあるのでしょうか。
「ヒゲ脱毛の選び方」が知りたい、という方も多いのではないでしょうか?
本記事では、「ヒゲ脱毛の効果」について以下の点を中心にご紹介します。
- ヒゲ脱毛は何回目に効果がでるのか
- ヒゲ脱毛に期待できる効果とは
- ヒゲ脱毛の効果を高める方法とは
湘南美容クリニックの医療脱毛
画像出典:公式サイト目次
- 1 ヒゲ脱毛は何回目に効果がでる?
- 2 ヒゲ脱毛の効果が異なる脱毛方法
- 3 ヒゲ脱毛に期待できる効果
- 4 ヒゲ脱毛の効果を高めるために
- 5 ヒゲ脱毛は医療脱毛の方が効果は高い
- 6 ヒゲ脱毛の効果に関するよくある質問
- 7 ヒゲ脱毛の効果|まとめ
注1)掲載されている情報は作成時点の内容です。最新の情報については各施設の公式サイトをご参照ください。
注2) 掲載されている情報は個人差があり、効果効能を保証するものではありません。
注3)掲載されている商品、施術については自由診療であり、保険診療適用外になります。
ヒゲ脱毛は何回目に効果がでる?
ヒゲ脱毛は何回目に効果がでるのかなど、ヒゲ脱毛する場合、さまざまな疑問が思い浮かぶ方もいるのでしょう。
ここでは、ヒゲ脱毛は何回目に効果がでるのか紹介します。
ヒゲ脱毛の効果がでるまでの回数
「医療脱毛」なら高い出力で照射が可能なので、太くて濃いヒゲの方でも半永久的な脱毛効果が期待できます。そのため、ヒゲを生やしたくない場合や朝の髭剃りの時間を減らしたい場合は、クリニックでの医療脱毛をおすすめします。
そうは言っても、実際にどれくらいの回数で効果がでるのか疑問に思う方もいるでしょう。
ヒゲ脱毛の効果がでるまでの回数について、以下の表にあらわしています。
1回 | 明らかな効果はなし |
2~4回 | 毛が細くなったり、生えるのが遅くなるなど変化に気づく |
5~9回 | 明らかに毛量が減ってきたことを実感できる |
10~15回 | 自己処理がほぼ不要になる |
16回以上 | ツルツルになる |
一度に毛が無くなるわけではなく、痛いだけで効果がなかったと数回で施術を辞めてしまう方も多いようです。
毛周期を考えると、最低でも3回以上の施術がおすすめです。
実際に必要な回数は、毛の太さや濃さにより変わってきます。
予算を考えながら、カウンセリングで相談しましょう。
ヒゲ脱毛の効果がでるまでの料金
ヒゲ脱毛の料金は、脱毛方法と回数で決まります。脱毛方法には、レーザー脱毛・光脱毛・美容電気脱毛の3つがあります。
希望する効果ごとの回数と料金を以下の表にあらわしています。
レーザー脱毛 | 光脱毛 | 美容電気脱毛 | |
自己処理が減る | 7~9万円(約6回) | 8~10万円(約10回) | 15~20万円(約6回) |
ツルツルになる | 13~18万円(約13回) | 20~22万円(約25回) | 25~35万円(約15回) |
- まだ生えていない毛
- 成長が止まった毛
1回で少量の毛にしか効果がみられないため、回数を重ねることが大切です。
ヒゲ脱毛の効果がでるまでの時間
ヒゲ脱毛の効果がでるまでの時間について、以下の表にあらわしています。効果 | 医療レーザー脱毛 | 光脱毛 |
髭剃りが楽になる | 約6ヶ月(5回) | 約8ヶ月(10回) |
髭剃りが不要になる | 約1年4ヶ月(10回) | 約1年6ヶ月(15回) |
ツルツルになる | 約2年2ヶ月(15回) | 約2年4ヶ月(20回) |
ヒゲ脱毛の効果が異なる脱毛方法
ヒゲ脱毛の効果が異なる脱毛方法には
- 医療脱毛
- エステ脱毛
- 美容電気脱毛
医療脱毛
「医療脱毛」の特徴は、永久脱毛ができることです。永久脱毛といっても、完全に毛が生えないわけではありません。
しかし、最後の施術から1ヶ月後の発毛率は20%以下の施術を目指します。
脱毛クリニックでは、レーザーで毛根を破壊する「医療脱毛」を施術しています。
施術は医師、看護師などの医療従事者が行います。
万が一、肌トラブルが起きた際もクリニックでならすぐに対応してもらえます。
クリニックでの脱毛のメリットは、施術が難しいアトピー肌でも脱毛できることです。
さらに、施術回数が少ないこともメリットです。
一方でデメリットとしては、強力な脱毛機を使用するため施術中に痛みを感じやすいことです。
また、一般的にサロンよりも料金が高いことが挙げられます。
エステ脱毛
「エステ脱毛」は、光脱毛ともいわれるエステサロンで行われている脱毛方法です。毛根自体を破壊することはできないため、時間の経過とともに細胞が回復します。
回復後は、元のように毛が生えてきてしまいます。
永久脱毛のように高いレーザー照射ができないため、より長い通院で脱毛効果を維持する必要があります。
美容電気脱毛
「電気美容脱毛」は、プローブと呼ばれる非常に細い端末を毛穴に挿入します。毛穴に微弱電流を流して、毛根にダメージを与える脱毛方法です。
美容電気脱毛はアメリカで140年以上の歴史があり、日本でも1970年代後半から普及しました。
プローブの先端は滅菌処理されているので、体への害はないとされています。
個々の毛根に対して刺激を与えるため、毛の再生の可能性はほとんどありません。
そのため、レーザー脱毛と同じ永久脱毛として認められています。
また、脱毛する場所と残したい場所を微調整できます。
ヒゲの一部を残したい方やおしゃれなデザインにしたい方に適している脱毛方法です。
広範囲の肌に届く光脱毛やレーザー脱毛とは違い、毛穴に直接アプローチしていきます。
そのため、日焼けをしている方、地黒の方でも問題なく施術ができ、肌色に左右されません。
ヒゲ脱毛に期待できる効果
ヒゲ脱毛したいけど、脱毛効果はいつから実感できるのか、どのような効果があるのか気になっている方もいるでしょう。
また、ヒゲ脱毛するなら、できるだけ早く脱毛効果を実感したいと思うのではないでしょうか。
ここからは、ヒゲ脱毛に期待できる効果についてみていきましょう。
ヒゲが減る
最も効果が実感できるのは、ヒゲの本数が減ることです。ヒゲが減ることで、ヒゲ剃りが楽になるでしょう。
男性によっては、髭剃りによりカミソリまけやニキビなどの毛嚢炎を起こすこともあります。
また、毛嚢炎が原因で色素沈着になることもあります。
ヒゲ脱毛はヒゲの量を減らすだけでなく、毛も細くなるため、カミソリまけしにくくなるとされています。
肌が綺麗になる
ヒゲ脱毛は、肌が綺麗になる効果も期待できます。ヒゲ脱毛は、毛が減っていくまたはなくなっていくので毛穴が小さくなるとされています。
レーザー照射により肌に熱がこもり、肌の線維芽細胞が刺激されます。
その結果、コラーゲンが生成され、肌にハリがあらわれるといわれています。
ヒゲ脱毛が進むにつれて、周りからも「肌が綺麗になった」といわれることが多くなるでしょう。
ヒゲ脱毛の効果を高めるために
ヒゲ脱毛の効果を高めるためには、どのようなことをしたら良いでしょうか。
以下でそれぞれみていきましょう。
5回以上継続して通う
レーザー脱毛と美容電気脱毛は、5回程度で剃りやすくなり、10回程度で脱毛が完了します。ヒゲ脱毛の効果を高めるためには、5回以上は継続して通いましょう。
また、光脱毛はレーザー脱毛や美容電気脱毛よりも効果が低く、倍の時間がかかる可能性があります。
スキンケアする
ヒゲ脱毛の効果を感じられない場合は、肌が乾燥していないか確認しましょう。肌が乾燥すると皮膚が硬くなり、光やレーザーが毛根に届きにくくなります。
なお、乾燥した肌で施術すると、やけどのリスクもあるといわれています。
肌への負担が大きいと判断された場合は、照射レベルを下げる場合があります。
照射レベルを下げると、その分脱毛効果が弱くなってしまうでしょう。
脱毛前後は化粧水や乳液などで普段よりも肌に潤いを与えることが大切です。
徹底した保湿ケアで肌荒れなどの肌トラブルを防ぎます。
日焼け対策する
脱毛効果を高めるため、日焼けには注意が必要です。特に光脱毛やレーザー脱毛は、脱毛効果が弱まるだけでなく、肌トラブルが起きる可能性があります。
光脱毛やレーザー脱毛は黒に反応します。そのため、肌が白ければ毛と区別がつきやすくなります。
一方、日焼けした肌の場合、毛との区別がつきにくいだけでなく、脱毛器が肌の色に反応してしまいます。
脱毛器が肌に反応するとやけどのリスクが高くなってしまうため、注意が必要です。
毛抜きでひげを抜かない
毛抜きでの自己処理は、脱毛効果を弱めてしまう原因になります。脱毛に使用する光は、毛根の黒いメラニン色素に反応します。
そのため、毛根がなければ脱毛効果は得られなくなってしまいます。
すでに毛抜きを使用している場合は、毛がすべて生えてから、脱毛を再開しましょう。
ヒゲ脱毛は医療脱毛の方が効果は高い
ヒゲ脱毛は、医療脱毛の方が効果は高いといわれています。
医療脱毛とは、病院やクリニックなどの医療機関が提供する高出力レーザーを使用します。
高出力レーザーで、毛の生えている組織を破壊する脱毛方法です。
一方、サロン脱毛とは、エステなどの医療機関以外で提供されている脱毛方法です。
マイルドな出力で、毛を生成する組織にダメージを与えていきます。
また、自宅で脱毛クリームを使用して脱毛する方法もあります。
しかし、皮膚に炎症を起こす場合があり、安全性を考えるとセルフでの脱毛をおすすめできません。
簡単に言えば、医療機関が提供する医療脱毛の方が威力も性能も高く、効果も期待できます。
ヒゲ脱毛の効果に関するよくある質問
ヒゲ脱毛の効果に関するよくある質問には、どのようなものがあるのでしょうか。
以下でそれぞれ紹介いたします。
ヒゲ脱毛の効果が出始めるのは何回目?
頬、もみあげ、あご下、首のヒゲの密度が低い傾向にあります。そのため、3回ほどでヒゲが薄くなりますが、口周りは5回ほどでヒゲ剃りが楽になるでしょう。
ヒゲ脱毛の効果がでるまでに必要な回数は、以下の表のとおりです。
医療脱毛 | 光脱毛 | |
頬・もみあげ・あご下・首 | 約3回 | 約8回 |
鼻下・口下・あご | 約5回 | 約10回 |
忙しくてなかなかクリニックに行けないという方は、医療脱毛を施術しているクリニックで脱毛を始めましょう。
ヒゲ脱毛が1回で終わらないのはなぜ?
ヒゲ脱毛は1回の照射で、レーザーに反応する毛穴と反応しない毛があります。そのため、1回のヒゲ脱毛では終わりません。
体のすべての毛には、毛周期と呼ばれるサイクルがあります。
毛が生えてくる(成長期)→抜ける(退行期)→休む(休止期)→また生えてくる(成長期)というサイクルです。
脱毛の効果が期待されるのは、毛の全体で約20%である成長期の毛のみです。
そのため、完全脱毛するには毛周期に合わせて照射する必要があります。
ヒゲ脱毛の初心者の方は、1回の照射で脱毛が完了すると思っている方も多いと思います。
しかし、ヒゲ脱毛は1回では終わりません。
ヒゲが濃い人は多く施術しないと効果がでない?
脱毛回数は増えますが、効果はしっかりと得られるでしょう。ヒゲが濃い方は、
- ヒゲが多い
- ヒゲが深く生えている
- ヒゲが太くて強い
そのため、一般的なヒゲの濃さの方と同じ効果を得るには、2〜3回以上施術を受ける必要があります。
しかし、毛の太さに関係なく脱毛効果は同じです。
また、施術回数が増えるほど脱毛料金が高くなる傾向があるのも事実です。
家庭用ヒゲ脱毛器は効果ある?
結論として、家庭用ヒゲ脱毛器で永久に脱毛することは不可能です。家庭用ヒゲ脱毛器では、毛根を完璧に破壊できないためとされています。
ただし、脱毛器で毛が生えてこない、ツルツルの状態を目指せないわけではありません。
長期間照射することで、毛が生えてこない状態を目指します。
また、毛が生えてきても再度照射することで、再び脱毛効果を得られるでしょう。
ヒゲ脱毛における蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛の違いは?
ヒゲ脱毛の代表的な方法は、蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛があります。蓄熱式脱毛は、熱をじっくり加えることで、毛根にあるバルジ領域の毛包幹細胞を破壊する方法です。
蓄熱式脱毛では、毛乳頭が破壊されにくいため、脱毛効果の実感に3〜4週間の時間を要します。
低出力での脱毛が可能であり、肌への負担が少ないため痛みを感じにくく、産毛などに効果があることが特徴です。
蓄熱式脱毛は、熱破壊式と比べて脱毛効果が感じにくい点もあります。
じっくりと熱を加えて脱毛をするため即効性はなく、脱毛施術後すぐに毛が抜ける訳ではありません。
熱破壊式脱毛は、高い出力のレーザーを照射することで毛乳頭や毛母細胞を破壊する方法です。
永久脱毛効果があり、高出力のため短期間で脱毛効果が実感することができます。
しかし、熱破壊式脱毛は高出力のため痛みが強く、色素の薄い産毛などには効果が薄いです。
2種類の脱毛方法のそれぞれ特徴を活かし、自分に合った脱毛方法を選択すると良いでしょう。
蓄熱式脱毛はヒゲ脱毛に効果ない?
最近流行りの「蓄熱式脱毛」ですが、効果がないなどの声を聞くこともあります。蓄熱式脱毛は効果がないと言うことは本当でしょうか?
蓄熱式脱毛は、熱破壊式脱毛のデメリットや不満点を改良してできた方法です。
そのため、理論上しっかりと効果が認められた脱毛方法になります。
実際の脱毛効果は、蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛で大きな差はありません。
しかし、施術自体が不適切で、規定の熱量を加えないと脱毛効果が下がる場合があります。
クリニックなどで不適切な施術をしていることが多く、「蓄熱式脱毛は効果が低い」と言うイメージの原因となっています。
ヒゲ脱毛の効果|まとめ
ここまで、ヒゲ脱毛の効果の情報を中心にお伝えしました。
要点を以下にまとめます。
- ヒゲ脱毛は毛周期を考えると、最低でも3回以上の施術がおすすめ
- ヒゲ脱毛に期待できる効果は、ヒゲが減る、肌が綺麗になるなど
- ヒゲ脱毛の効果を高める方法は、5回以上通う、スキンケアするなど
最後までお読みいただきありがとうございました。