マッサージやメイクで対処できない目の下のクマは、クリニックでクマ治療を行うのも手です。脂肪除去(たるみ取り)のほかに再生注射やレーザー治療など切らない手術もありますが、費用やダウンタイムの有無、失敗したときのアフターフォローなど不明なことが多く、どのクリニックに行こうかと決めかねていませんか?
今回は、クマ取りができるクリニックの選び方をご紹介します。クマのタイプごとに選ぶべきクリニックが異なりますので、ぜひ参考にして通いやすいクリニックを見つけてくださいね。本コンテンツで紹介している医療サービスは公的医療保険が適用されない自由診療です。
目次
- クマには種類がある?施術方法の違いは?
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- クマ取りができるクリニックの選び方
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クマのタイプ別に施術方法を選ぼう
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不安が大きいならアフターサービスが充実度もチェック
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タイプがわからない人は治療の選択肢の多いクリニックがおすすめ
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お得に施術を受けるならモニターを利用しよう
- ダウンタイム中にしてはいけないことはある?
目の下のクマは、原因によりいくつかのタイプに分けられます。自分がどのタイプなのかを知るための簡単なセルフチェック法や、タイプごとの施術方法をご紹介します。
あなたはどのタイプ?クマができる原因を確認
目の下のクマは、主に黒クマ・青クマ・茶クマの3タイプに分類されます。タイプごとに対処法が異なるため、まずは自分がどのタイプかを知っておくとよいでしょう。顔を天井に向けたときにクマがなくなったら、黒クマタイプの可能性があります。黒クマは、皮膚のたるみやコラーゲンの減少により目の下がくぼんで黒くみえるもの。
クマを引っ張って薄くなるなら、青クマの可能性が高いでしょう。青クマは、睡眠不足や目の疲れによる血行不良が原因でおこります。茶クマは、クマを引っ張ったときに色が消えないのが特徴です。紫外線によるダメージや、洗眼時の摩擦による色素沈着が原因といわれています。
上記のセルフチェックは、クリニック選びや自分に合う施術方法を知るための目安として活用しましょう。人によっては、さまざまな原因が絡み合っておきているケースもあるため、施術を受けるときは医師の診断に従ってくださいね。
クマ取りの施術とは?
クマ取りの方法は、脂肪の切除・再生注射・レーザー・脂肪注入などがあります。そのなかでどの施術方法が適しているのかは、クマの種類に応じても変わることを覚えておきましょう。
施術方法により、効果の持続期間は異なります。脂肪切除・脂肪吸入の場合は半永久的な持続が期待できますが、注射の場合は数か月から数年と持続期間が短め。自分にあう施術方法や効果の持続期間を、事前にしっかり確認しておきましょう。
気になる副作用として、例えば下まぶたのクマ取り(経結膜脱脂)を行った場合、以下のリスクが考えられるため、あらかじめ念頭に置いておきましょう。
- 目の下のたるみが目立ってしまう場合がある
- 強く腫れや内出血が出てしまうことがある
- 脂肪の取り残しがある場合がある
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クマ取りができるクリニックの選び方
クマ取りができるクリニックを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
クマのタイプ別に施術方法を選ぼう
クマ取りは、クマのタイプによって施術方法が異なるため、自分のタイプにあったメニューが用意されているクリニックを選ぶことが大切です。
青クマタイプの人は、再生注射のメニューがあるクリニックをチェック
睡眠不足や血行不良による青クマタイプの人は、再生注射のメニューがあるクリニックを選びましょう。ヒアルロン酸や細胞活性因子を注入する施術方法で、施術時間は5~10分ほど。メスを入れないため、体への負担はほとんどないと思ってよいでしょう。
価格も10,000円からと比較的お手頃ですが、効果の持続期間は数か月から1年ほどですので、定期的に通院する必要があります。後々のことも考慮して、アクセスしやすい・相談しやすいなど、通いやすいクリニックを選ぶのがおすすめです。
黒クマタイプの人には、脂肪切除+脂肪注入がおすすめ
目の下のたるみやくぼみによる黒クマタイプの人は、脂肪切除や脂肪注入のメニューがあるクリニックを選びましょう。脂肪切除はメスを入れるため、ダウンタイムは3日~1週間と長めです。費用も、10万円以上で設定しているクリニックが多くあります。
脂肪注入は、脂肪をくぼんだ部分に注入しふっくらさせることで影をなくす効果が期待できます。前述の脂肪切除と脂肪注入を併用し、できる限り凹凸をなくすのが黒クマに適した施術です。お値段は高めですが、持続期間が半永久的と長いのは魅力といえるでしょう。
茶クマタイプは、レーザー治療のあるクリニックをチェック
くすみや色素沈着が原因の茶クマタイプの人は、レーザー治療を行っているクリニックがおすすめです。色素沈着の治療に有効なレーザーを照射するだけですので、痛みをともなわない治療を求めている人にもぴったりといえます。
施術時間は20~30分ほどで、通院頻度は1週間に1回程度。費用は1回につき3,000円からとお手頃ですが、5~10回継続することで効果が実感できるため、お得な定期コースがあると通いやすいでしょう。
不安が大きいならアフターサービスが充実度もチェック
施術の失敗やダウンタイムに不安があるなら、アフターサービスの充実度をチェックしておきましょう。医師の経験不足や技術不足により、思い通りにクマが消えなかったり余計に凸凹が目立つようになったというケースは起こり得ます。術後1年以内なら、通常の半額もしくは無料で再施術が受けられるところもあるため要チェックです。
また、なにかあったときに気軽に相談できるよう、メールやLINEでの相談窓口を設けているところもあります。ダウンタイムが辛いときやいつまで続くのか不安なときなどに、気軽に相談できるシステムがあるのは心強いですね。術後の検診を無料にしているところもあるため、チェックしてみましょう。
タイプがわからない人は治療の選択肢の多いクリニックがおすすめ
自分のクマのタイプがわからない人は、メニューの取り扱いが豊富なところが適しています。青クマ・黒クマ・茶クマの各タイプに適したメニューが用意されていれば、自分がどのタイプであってもカウンセリングから施術の打ち合わせまでスムーズに進んでいくでしょう。
また黒クマと茶クマが混ざっている人や、クマと一緒に頬のたるみも改善したいといったイレギュラーな希望の場合でも、豊富なメニューを組み合わせることで対応できる可能性が広がります。納得のいく施術を行うために、事前カウンセリングでしっかり相談しておきましょう。
お得に施術を受けるならモニターを利用しよう
お得に施術を受けたいと考えているなら、モニター募集をしているクリニックを探すのがおすすめです。クリニックによっては、術前・術後の写真撮影やアンケートなどに協力することで、通常価格よりも少し安いモニター価格で施術を受けられるところがあります。
どんな施術方法であれ、ダウンタイム中は目に刺激を与えたり温めたりすることは避けできるだけ安静に過ごすようにしましょう。特に切開した場合、血流がよくなることで傷口からの出血や炎症が悪化する原因にもなりかねません。ダウンタイムを早く終わらせるためにも、安静にしておくことをおすすめします。
また、切開した場合でも洗髪は当日から可能ですが、全身シャワーを浴びるのは3日後、湯船につかるのは1週間後くらいからがおすすめです。メイクは施術の翌日からできますが、患部に刺激を与えないように注意しておきましょう。痛みが続く場合はムリせず処方された痛み止めを飲み、保冷剤で患部を冷やすと炎症がおさまりやすくなりますよ。